シーズー小太郎の裏日記

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zoom RSS 小太郎の闘病記録(4) 安楽死について

<<   作成日時 : 2008/10/31 02:26   >>

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10月ももう終わろうとしている。小太郎が逝ってしまってからもう3週間も経っているのか、と思う。
小太郎の使っていたテーブルは、あいかわらずまだそのままに置いてある。
雛にお水を置いてやるつもりで、ふと気がついたら小太郎のテーブルに水を置いている自分がいた。

再び、小太郎の死の3日前・・・

小太郎は、本当に気持ちが悪かったのだと思う。
こちらでぺたんと腹ばいになっていると思ったら、また場所をかえあちらのフローリングの上で腹ばいになる。
そして、またあちらのすみに移動して・・・
かわいそうに・・・どこに行っても落ち着かないのだろう。
居間から出たいというのでドアを開けてやると、ひとり暗い玄関先で腹ばいになっている。
冷たいところが気持ちがいいのかもしれなかった。

ときおり、茶色い臭い液体を咳するようにして吐いていた。

そんな時、主人が言った。
「小太郎が苦しむのはかわいそうだよね。苦しまないようにしてやろうね。」
主人のいいたいことはすぐにわかった。でも、返事ができなかった。
さらにたたみかけるように主人が言った。
「苦しんだらかわいそうだよね。そう思わないの?」
主人の顔を見た。主人も私をじっと見ている。なんと返事をしたらいいのだろう・・・
「明日、先生のところに行って相談しておいで。」
主人の顔を見ながら、頭の中でいろいろな思いが渦巻いていた。

先には死しかないのに、そして、きっと体の置き場もないくらいしんどいだろうに、
そのつらさをなぜ長引かせなくてはいけないのか。
小太郎は本当にそれを望んでいるのだろうか。
たとえどんなに苦しくても、最期まで生きてほしいと思うのは、私のわがままではないのだろうか・・・
そのときはじめて、安楽死を選んでしまう飼い主の気持ちが理解できた気がした。
思えば、これまでに虹の橋に送った子達は、最期の週にこんなに辛そうではなかった。
あの子達は、長い闘病のうちに徐々にその生気を失ってきていて、それこそ眠るようにして逝ってしまったのだ。

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「でも、でも・・・小太郎はがんばってるし・・・」
そのあとの私の言葉は、あふれる涙にせき止められ出てこなかった。

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無言の時間が流れた。とても長い時間だった気がしたが、案外ほんの一瞬だったのかもしれない。
「そうか、小太郎はがんばってるか・・・」
唐突に主人は言うと、
「そうか、がんばってるんだな。小太郎はがんばってるんだな。」
とうつぶせになっている小太郎に声をかけた。



その話は、そこで終わった。
そのあと、2度とその話題は私たちの間にはのぼらなかった。



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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
安楽死については正解はないですよね。
主人もいつか来るその日は「苦しませずに」と言います。
「そうね」と答えながら私にはきっと判断も決断も出来ないと思います。
小太郎君は、本当に頑張ってくれました。
たとえ苦しくても、お家でママさんやパパさん、雛ちゃんとミョウ君のそばに、意識がなくなる最期までいられて幸せだったと思います。
REON&うららママ
URL
2008/10/31 08:16
難しい・・・
愛している飼い主さんが出した結論なら、どちらでも正しい事だと思います。
私なら・・・実際にその場になってみないと分からないけど、雛ママさんと一緒かな・・・苦しくても辛くても、少しでも一緒に居たいと思います。

Tobi
2008/10/31 11:37
小太郎ちゃん。。3週間ですね。
ママさんには、今までと変わらない小太郎ちゃんの
存在がそこにあるんですね☆

安楽死
本当に楽に逝けるかはわからないけど。。
私達が犬を飼う前に、親戚の家のゴールデン12歳が脳腫瘍で亡くなりました。
そのこは七転八倒の苦しみで、飼い主は安楽死を選びました。
とってもとっても愛していたのを知ってましたから。。
私達にはわからない心の葛藤があったと思います。。
賛否両論あると思いますが、サクラは幸せだったと思います。
ただ、自分がその時になったら決断出来るかはわかりません。
のんち
2008/10/31 12:25
雛のママさん!この頃からまた小太郎ちゃんの事が
思い出されて来るのではないでしょうか?

「安楽死」・・・本当に考えさせられます
雛のママさんと一緒でmamaも苦しむ子を見送った事が無いので、その時になったらどうなのか?良く分かりません・・・
でもきっと最後まで側に居て欲しいと願うと思います

先代のリリィも毎日注射に通い、オシッコが自力で出なくなり尿管に注射器で尿を取りを繰り返していて
本当にかわいそうでしたが、それでも生きていて欲しかった・・・

やっぱり結論は出ませんね〜
ボブ&リリmama
URL
2008/11/03 16:14
大変な葛藤がありますよね。。。愛犬の、それだけツラい状態を目の当たりにしていたら、きっと“その言葉”がちらつくと思います。
けれども、ママさんの気持ちはぶれなかったんですね。これはなかなか凄いコトだと自分は思います。

小太郎君にとっても、家族に看取られながら虹の橋に向かえたことは、最期の幸せだったと思います。

ウチも最期の瞬間まで一緒に居たいと思ってますが、愛犬の状態がどうなっているかによっては、きっと葛藤があると思います。。。でもやっぱり最期まで居てあげたいです。
Noel
2008/11/04 09:40
難しい問題ですよね。
少しでも長く一緒にいたいけど、、、
苦しむ姿は可哀相で見たくない。
でも懸命に頑張っているから少しでも長くと思うのは当然ですよね。

私もまだ経験がないのでその時が来たらどうするだろうか?
やっぱり雛のママさんのように思うかもしれません。
最後まで一緒にいたいですものね。



bibi
2008/11/04 23:48
うちも苦しい姿を見て見送りました。
でも私は安楽死は反対なのです。
どんな状態でもその子の命がつきる瞬間まで生かしてやらなければならないのではないかと。
悩むのは治療を何処まで続けるかです。
ただ苦しみを長引かせるだけの延命治療に何処で区切りをつけるか。
人間と同じようにペットの医療が進むにつれ答えのない難しい問題ですよね。
じゅりりん
2008/11/05 22:24
「安楽死」・・・難しい問題ですね。絶対の正解なんてないと思います。
辛くても最後まで頑張って、家族に見守られて旅立った小太郎君は幸せだったと思います。
ままん
2008/11/08 10:45
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